2015/6/2 火曜日

ドクターハートのつぶやき(6) 「脈が飛ぶ」(期外収縮)

Filed under: プライベート — yo @ 10:40:44

前回、自己検脈が大切であることをお伝えしました。

今回は、その応用編です。

脈をとっていると、期待したタイミングで脈が触れないことがあります。

「脈が抜けた」「脈が飛ぶ」と表現されます。

一つ飛んでもその次からは何事もなかったようにいつもの脈が触れ、

しばらく待機していても再現されません。

自覚的には、「胸がクッとした」「胸がグルンとした」

「思わずコホンと咳がでた」等が多いようですが、何にも感じないことも少なくありません。

これは、期外収縮と呼ばれる不整脈です。

誰にでも見られる現象で、心配なものではありません。

脈拍の起源は洞結節(右心房の壁にあります)です。

ここで定期的に(例えば、1分間に70回)電気刺激が自然発生しています。

この刺激が心筋に順序通り伝わり、心筋を順序通りに収縮させ、

心臓から血液が定期的に拍出され、脈拍が生まれます。

洞結節以外の心筋も刺激を発生する能力はあります。

その数が洞結節ほど多くなく、パワーも小さく、

正常では洞結節の優位性が保たれ、それがペースメーカー(歩調取り)となっています。

しかし、心筋の状態の「きまぐれ」で、洞結節以外からの刺激が正常のルートに入り込んでしまい、

心臓を収縮させてしますことがあります。これが期外収縮です。

期外収縮発現のタイミングが、その前の収縮に近すぎると、

心臓が拡張して次の収縮の準備が整う前に収縮が始まり、

いわば、2回分の拍出が一度になってしまい、結果として、脈が一つ抜けてしまいます。

脈拍として感じる拍動(1回抜け)と、実際の心臓収縮(1回多い)とに解離が生ずると云うことです。

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