2015/8/11 火曜日

ドクターハートのつぶやき(8)血圧

Filed under: プライベート — yo @ 8:42:15

「血圧が高い」「高血圧症のために服薬している」

「血圧が低くて朝起きられない」等々、血圧は身近な話題かと思います。 

以降、ときどき、「血圧」に関して述べましょう。

今回はその Х谿気鮠紊欧觴律神経は、「けんか」をするときに頑張る「交感神経」

血圧は血管の内圧,つまり、血管を膨らませている圧力です。

この圧は、心臓の収縮(ポンプ作用;動力源)により生み出され、

血液を体に循環させています。からだの血液需要が増すと、

より強く収縮血圧を上げる、

また、より早く回転(心拍数増加)して、要求を満たすことになります。

一方、この圧力に抗する力、即ち、血管抵抗があります。

この抵抗が増せば、これに抗すべく収縮力、つまり血圧も上がります。

この血管抵抗は、全身の細動脈の抵抗の総和です。

細動脈は、自律神経、交感神経の緊張により、収縮します。

つまり、血管抵抗が増し、血圧が上がることになります。

交感神経は、「けんか」をするときに緊張する自律神経です。

けんかをするときには、細動脈は収縮し、細くなり、

末梢の血液循環を減らし、脳などの主要臓器に集めるよう機能します。

同時に収縮力(血圧)も増し、脈拍数も増加します。

血液需要に応じて収縮力(動力源)を自在に変えることは、必ずしも容易ではありません。

一方、血管抵抗の総和は、全身の細い動脈全体で対応するために、

血管抵抗を一斉に変化させる(自律神経の働きで)ことは容易です。 

「けんか」をしないまでも、交感神経が緊張する場面(寒冷、対人、診察室、恐怖、など)

では、同じ機序により、血圧は上昇することになります。

つまり、血圧は血管抵抗により規定されている、それを規定しているのは交感神経と云うことです。

 

よくある質問;「血圧は、はかるたびに異なる、どれが本当か?」

答えは、どれも本当。自律神経の緊張は、常に変動しているからです。

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